清心病院で出産するための費用



出産パッケージの種類と内容

清心病院では、日本人向けに出産パッケージを用意している。
タイプ 期間 料金 特記事項
自然分娩
(2人部屋)
14泊15日 2800000ウォン 諸検査・奉献式費用込
同室者がいなければ家族等宿泊可
自然分娩
(個室)
14泊15日 3350000ウォン 諸検査・奉献式費用込
家族等宿泊可
スプーン・箸・歯ブラシ等あり
帝王切開 14泊15日 3650000ウォン 諸検査・奉献式費用込
家族等宿泊可
スプーン・箸・歯ブラシ等あり

パッケージには以下の特典も付いている。


以前はプレゼントでなく、退院セットとしてバッグ・哺乳瓶・粉ミルクがもらえたが、現在は病院がユニセフの母乳育児推進の認定を受けるためにミルク会社との提携を一切行っていないため、もらえなくなった。
プレゼントは、その代りに病院が実費負担している。
また現在、出国ケアの代わりに入院期間中に上の子供を清心幼稚園に預ける保育料を援助するということも話に上がっている。
しかし、まだ懸案中のようである。
また、修練所のほうで行われた病院の説明で、出産パッケージのオプションとして「ボートで清平湖一周」という話があったが、 産婦人科の看護婦さんの話では、「そんな話は聞いたことがないし、これまで行ったこともない。 そもそも産婦が風に当たるのはよくない。」とのことである。

以前、中和新聞に出産パッケージの10%OFF券が掲載されたという情報を聞いたことがある。
また、2007年のつつじ浄火祭でも出産パッケージの10%OFF券つきプリントが配られた。
それらは2007年12月までが期限のようだが、もし2007年12月までに出産予定であれば、人づてに探してみるのがよいだろう。

あと、支払いについてだが、クレジットカードを利用できるようになった。
多額の現金を両替して持ってくる手間とリスクがなくなるので便利である。
VISA・Master・JCBなどたいていのカードを利用できる。
ただし、月ごとの利用限度額に注意すること。
カードを2,3枚用意して分けて支払うことも可能である。

韓国の健康保険加入者について


韓国の健康保険加入者の分娩費用は、病院のパンフレットによると、自然分娩で2泊3日で25〜35万ウォンである。
この料金差は、夜間休日のなどの分娩の時間帯、処置の多寡によって生じる。
ある人は、陣痛から出産までの時間が短かったため、22万8000ウォンだったとのことである。

韓国の健康保険は出産に関して2泊3日の入院までしか効かないが、さらに長く入院したい場合は、無保険で入院するか、漢方治療等で入院する必要がある。
ただし、漢方治療での入院は、若い人はまずできない。
30代半ば以降で、なおかつ、貧血など体に悪い箇所があれば可能とのことである。
この場合、入院費用は日額80000ウォン(赤ちゃんの宿泊込)である。
無保険の場合は以下の延泊料金の部屋代と、赤ちゃんの宿泊費日額50000ウォンを支払う必要がある。
赤ちゃんの宿泊費は、赤ちゃんが黄疸治療など受けている場合は保険がきき、日額10000〜20000ウォンになる。

延泊料金


部屋毎の延泊料金日額は以下のとおり。
タイプ 料金
大部屋 60000ウォン
2人部屋 90000ウォン
個室 120000ウォン

保険について


日本の健康保険加入者は、海外で出産した場合でも申請すれば出産一時金はもらえる。

帝王切開の場合は、申請すれば健康保険から7割おりる。
これも、できれば退院するまでに請求用紙を日本から取り寄せて、 医師に記入してもらうのがベストである。

また、何らかの医療保険に加入している場合、海外の医療機関であっても保険が下りるケースに該当する場合は保険金をもらえる。
その場合も退院前に請求用紙を取り寄せておいたほうが良い。

また、書類を記入してもらう上での注意事項として、必ず医師に記述してもらった内容を確認すること。誤記入や記述もれの場合がある。

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